プロダクトガバナンスに関する方針

株式会社ウエルス・スクエア（以下「当社」といいます。）は、ファンドラップおよびこれに類するマルチアセット運用サービス（以下「ファンドラップ等のサービス」といいます。）を提供しています。

当社は「世界最高峰の運用を日本全国に届ける」ことをミッションとし、この実現に向けて、当社が提供するファンドラップ等のサービスの組成・提供・管理に関する各プロセスの品質向上に継続的に努め、お客さまの最善の利益に適うサービスを確保するための取り組み（以下「プロダクトガバナンス」といいます。）を徹底してまいります。

当社は、プロダクトガバナンスの実効性を確保するため、管理部門を事務局とするプロダクトガバナンス委員会を設置し、プロダクトの検証・評価を行う体制を構築しています。

• 当社は、お客さまに適切なファンドラップ等のサービスを提供するため、それらの設計時におけるリターン・リスク特性などの妥当性、パフォーマンスおよび品質向上のための施策、報酬水準の妥当性、サービスラインアップ、金融機関を通じた提供内容等をプロダクトガバナンス委員会で十分に検討したうえで、取締役会にて意思決定を行います。
• 当社は、提供するファンドラップ等のサービスについて、プロダクトガバナンス委員会において組成・提供・管理の各プロセスに関する継続的なモニタリングおよび検証を実施し、必要に応じてその品質改善策を講じ、その結果を取締役会に報告します。

当社は、上記の枠組みを適宜見直します。

当社は、ファンドラップ等のサービスを提供するにあたり、お客さまの属性を明確にするとともに真のニーズを想定したうえで、当該サービスが長期的かつ安定的な資産管理に適していることを、以下の着眼点に基づき確認します。

組成時の検証・評価の着眼点

• 長期的かつ安定的に提供可能な金融商品設計となっているか
• コスト控除後の期待リターンおよびリスク水準が想定するニーズに適合しているか
• 良質なパフォーマンスを長期的かつ安定的に創出できる運用体制・プロセスが確立されているか

当社は、ファンドラップ等のサービスを取り扱う金融機関と緊密に連携し、当該サービスの利用状況等の情報を共有・活用することで、お客さまの属性やニーズに応じた適切なプロダクトおよびサービスの提供を推進しています。

当社は、提供するファンドラップ等のサービスについて、それらの組成時に想定した商品性が引き続き確保されているかを、以下の着眼点に基づき定期的に検証・評価します。その結果を踏まえ、更なる品質の向上およびプロセス等の改善に努めます。また、当社は、金融機関との連携を通じてファンドラップ等のサービスから得られる情報を、当該サービスの商品性およびサービスの改善に活用します。

組成後の検証・評価の着眼点

• 組成時に想定した商品性が持続可能なものであるか
• リスク調整後リターンとコストのバランスが適切であるか
• お客さまが契約時において期待された商品性と提供した運用パフォーマンスが整合しているか

当社は、お客さまがより良いサービスを選択できますように、当社が提供するファンドラップ等のサービスのスキーム、運用方針、ガバナンス体制等に関する情報を、分かりやすさに配慮した形でホームページ等を通じて提供します。また、提供する情報の内容等についても充実や改善に努めます。